飲み会が嫌い

飲み会が嫌いだ。コロナは早く収束してほしいけど、飲み会に参加しなくてよくなったのはほんと素晴らしい。

飲み会が嫌いな理由を考えてみた。

 

まずは逆に、飲み会に参加したときのメリットを考えてみる。

・友達ができる可能性が上がる。

・おいしいものが食べられる可能性が上がる。

・利益になる話が聞ける可能性が上がる。

こんなところかなぁ。

ただし、全ての事項で「可能性が上がる」だけな気がする。話してみないと友達になれるかどうかはわからないし、お店に行ってみないと料理が美味しいかどうかはわからないし。参加する前に考えられるメリットというとこんな感じかな。

 

次に考えたいのは、これらのメリットは飲み会に参加することでしか得られないことなのか、ということだ。他のことで埋め合わせはできないのか考えてみる。

まずは友達ができるかどうかについて。飲み会に出ないと友達が増えないかというと、それは違う。職場で気が合う人に出会えるかもしれないし、電車で隣の席になった人、落としたマフラーを拾ってくれた人、リュックが開いているのを指摘してくれた人、どこでどんな人と関わるかわからないし、その後どんな関係性を結んでいくのかわからないからだ。飲み会もそのきっかけの一つでしかない。また私に限った話をすると、飲み会には全く行っていないが私なりに人間関係は安定して充実していると思う。職場では好きな人が漫画を貸してくれるし、それについての感想を言い合ったりして、それはとても楽しい。週末は実家に帰ってお母さんと色々な話ができるし、買い物したり美味しいものを食べたり、とても楽しい。友達の数は限りなく0に近いが、0ではないので満足している。わざわざ飲み会というきっかけを増やしてまで友達を作りたいかと言われるとそうでもない。

次に食事について。これも飲み会に行かなくても叶う。だって毎日の食事に満足しているし。飲み会で出された料理がイマイチだったことの方が多い気がするから、むしろ普段の方が美味しい食事ができていると思う。

最後に利益のある話が聞けるかもということについて。ぶっちゃけ、大事な話を飲み会でしかしない人がする話は大抵大事な話ではないのでこれは全く無意味だ。本当に大事な話は然るべき場所で然るべき時にされるものなので、飲み会に行かないと損をするなんてことはおかしい。

 

ということで、飲み会で得られそうなことは飲み会以外でも十分得られるということがわかった。これでますます飲み会が嫌いになった。というか参加する意味がわからなくなった。

おわり。