どうとでも

時間が一番優しい。なんの働きかけをしなくても勝手に変わっていく。どうあがいても時間にだけは逆らえないし、逆らったところで疲れるだけだ。ただただ身を任せていられる存在が一つあるだけでどんなに救われるか。たった一つの軸の上を同じスピードで進んでいくのだから全生物は平等なはずで、あなたと私が違っていることの方が不思議に見える。

人の幸せなんてどうでもいいよな。自分のことしかわからない。自分の顔を直接見ることは一生できないのに、他人の内面を知ることだって一生できない。私が私としてわかることは一生の中で本当に少ししかないのかもしれない。わかると思ってることも、美味しいとか嫌いとか綺麗とか、結局は体が刺激に対して反応しているだけだ。刺激に対して反応を返すだけがただ息をするということ。

ジブリ映画の次に永井豪のインタビューって、皮肉としか思えないね。