朝何を食べて、どういう順番で準備をするか、最近にしては容易に考えることができて動けたので、そこそこ調子がいい。仕事も、頼まれたからよし頑張るぞって思っても、チューターさんに仕事内容を説明してもらってるうちにいつの間にか結局チューターさんが全部やっちゃって何もできなかったり、みんな忙し過ぎて放っとかれたり、全然うまくいかないけど、それなりに諦めもついてきて、なんなーく会社で過ごせる気がしてきた。というか、同期に会うたび、自分の今の状況に素直に絶望できなくなっていく。うちの部署はまず課長さんがいい人だし、近くにいる先輩方も意地悪な人は1人もいない。変なノリとか、何かを強要されたりすることもない。だから、それに比べて大変な目に遭っている同期はかなりいる。今日会ってご飯を食べたえいたろうさんは、課で旅行に行って、その先で化粧をしてメイド服を着て萌え水(?)を先輩たちにくばり、萌え萌えキュンをし、さらに先輩にキスしなきゃいけなくてそれを写真に撮られた、って、訴えたら絶対勝てるよね、って笑いながら話してたけど、まじで笑えなかった。ええええ、それセクハラじゃん、、、。私の絶望とは比べ物にならないけど、そういう話を聞いても、私は私の絶望とか悲しみとか、大事にできるようになりたいよ。私には私なりのつらさがあるので、私がえいたろうさんの立場なら秒で会社辞めてると思うけど、本人としてはこうやって周りにその出来事を話すことで発散してるみたいだ。それはそれで強くてうらやましいけど、私はずっとずっと弱い人間なので、私は私なりに毎日過ごしていこうと思った。

本当は今日すごく帰りたかった本当に人に会いたくない人間無理なモードで、この間さきちゃんに話した時もそうだったけどさ あー

おなかすいた2

結局、さきちゃんからは未だ連絡はない。さきちゃんのポストにこっそり手を入れてみると、木曜日に入れた手紙と漫画が入った袋が無くなっていたから、多分中身は見たんだろう。手紙、捨てられちゃったかな。送ったラインには相変わらず既読すらつかないし、くよくよしちゃうけど、せっかくそばにいてくれている彼氏に申し訳ないから、必要以上に気にしないように振る舞った。

金曜日、仕事をしているとネガティブなことを一切考えていないことに気がついた。仕事といっても、超簡単なパワーポイントの修正とか、CADデータをひたすらpdfに変換するだとか、そんなもうなんでもないようなことばっかりなんだけど、私は要領が悪いし、簡単だとしても私が手を入れたデータをお客さんが見るのか、社内用なのか、誰が見るかわからないから、ミスしないように気をつけて作業をすると、それなりに時間は経つ。ずーっと仕事をしてたら、さきちゃんのことでくよくよすることもないんだろう。それに、さきちゃんより私の方が今の時点では絶対会社に貢献してるもん!!とか誰得なマウンティングを心の中でこっそりしてみてもなんか虚しいだけだから、内戦が長く続くといつの間にかそもそもの発端を忘れて、ただただ相手を傷つける方向に突き進んでしまうような状態にだけはならないように、さきちゃんのことはじっと待とうと思う。てか私こう書いておきながらめちゃめちゃ引きずってんな、仕方ないか。

金曜日の夜から今日の午後まで、彼氏がずっと一緒にいてくれた。せっかくの貴重な休みなのに、こんな鬱々としてて感情の起伏が激しくて、すぐ泣いたり怒ったりしたかと思えば笑い出したりする女の世話なんてしたくもないだろうに、しかも今は本当に何に対する気力もわかないのでどこにもいかないし、どこか行くとしたら近所のスタバくらいなもんで、ずるずると付き合わせてしまって本当申し訳なかった。でも、彼氏が近くにいないと何も食べないし多分寝てばっかりだったと思うので、おかげで勉強もはかどったし、ありがたかった。

そうだ!!今は勉強ブームだからジムには行かなくていいのだ!!そして今は色々と整える時期だから、多少お金がかかってもまぁ仕方ない。私が稼いだお金なんだしね。来月は試験があるから、それが終わったら、彼氏と部屋探しをするのだ。それまでは、やっぱり死ねないな。

おなかすいた

今の状態に直結した原因は確かにわからないままでいいと思う。風邪をひいたときにその原因を特に探らずとも薬を飲めば症状が落ち着くように、それは精神状態に異常をきたしたときにも同様なはずだ。それでも、なぜかその原因を掘り下げたがる人間は確かにいて、さきちゃんは割とそのタイプに近い。人間の気持ちは研究対象じゃないんだよ、何がこうなったから今がこうみたいな、そんな簡単な話じゃない、毎日を生きるって。

昨日は予算を使い切らなきゃいけなくて、先輩ととにかくお金を使った。もったいなかった。私が買った時計も、肉も、ゴディバのお菓子も、みんな、きっと誰かが買いたくても買えなくて、いつか買える日を夢見てお金を稼いだり貯金したりして、やっと買えた!嬉しい!ってなれるくらいの値段のものばかりで、激しい背徳感に襲われる。お金を使ってストレス発散って、それは欲しいものが自分が欲しかった形で売っていて、ちょうどよく買えてこその発散じゃないのか。お金って、あるから使って楽しめるものじゃないんだなと思った。私が自分で稼いだお金は、ちゃんと大事に使おうと誓った。

また俳句か

今日はどうやって1日終わらせよう。何かを食べたり、買い物に寄ったりする自分が、うまく想像できない。でも食べないと1日多分持たないし、ユニクロに行って会社にも履いてけるズボンを買わないと、ボーリングできないし、何か食べなきゃ。買い物に行かなきゃ。ムダ毛も剃らなきゃ会社に行けない。何のハードルも超えずに生きてけたらな。生きるために必要なこと、何一つできる自信ない。心配かけたくないから、直接連絡もできない。電話もラインもなんかこわい。でも、どこかに書かないと溜まってしまうし、ほんとは自分の状況を知ってほしいってのもあるんだよ。だから、とりあえずここに書くよ。ごめんね。今日も、少しでも大丈夫に過ごせるようにがんばるね。

洗濯バサミ

今の自分の幸せ不幸せは絶対的なものなはずなのに、人と比べないと実感が得られない。この人もこうだから私もとかそういうことじゃないし私は私でいいんだろうけど。ミュートしてる大学時代の同期のツイッターを間違って開いちゃって、相変わらず飯の写真飯の写真飯の写真、ホワイト企業って暇なのかよ、仕事ないの?とか思っちゃって、もう一生死んでもあの子のツイートなんか絶対に見ないぞとこっそり誓う。

昨日のEテレで自律神経の整え方を特集してて、不安なときこそゆっくり動くのがいいって言ってたから、今朝支度をするときにゆっくり動くようにしてみたら、底なし沼のようにいくらでものんびりできる伸び代があって、自分でも笑っちゃうくらいだった。私ってこんなにのんびりしたかったのか!このテンポがしっくりくるなら、最近は結構朝バタバタすることが多かったから、かなりストレスになってたんだなと思った。

かと言って、今の状況の中で挙げられる不安で、自分の力で改善できることはあまりない。ただ会社に行って、一つも誰にとっても役に立たなくても7時間45分自分の席に座って、定時になったら帰る。それが今の仕事。クソだけど、仕方ない。

やっぱり明らかにおかしい…。前はできてたことがだんだんできなくなってきてる。洗濯がめんどくさい。ご飯も用意できないから、ポテチで済ませた。もうなーんもいらん。なーんにもいらないから、安心して帰れるおうちがほしい。

愛だって言えるくらいちゃんとしたい。ボロボロだってちゃんとしたい。誰とも比べない、私の、私だけの大切な幸せを守りたい。

Eテレのお医者さんが書き出すのが良いとも言っていたので、今自分がもやもやしていることを紙に書いてみたけど、体の不調、寂しさ、仕事続けていけるかなとか、そんなことばっかりだった。どれも、なんか解決できないなー。

具体的に悲しいことなんかないのに、涙が止まらない。馬鹿になったか?もう自分のどこが大丈夫でどこが大丈夫じゃないか、誰に会いたいか何が食べたいか、なんにもわからない。誰かありきの幸せじゃなく、私1人でもちゃんと幸せでいたい。なんなんだ。自分の性格って一体なんだ。お願いだから、明日には頭がもう少し軽くなっていますように。

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女子3人組という構図が昔から苦手だ。最終的には3人の間に、2対1を決める点線がうっすら浮かび上がり、それがだんだん濃くなることに気づきながらも、完全1人になる勇気もなく、苦笑いをしながらそこにい続ける。小学校でも中学でも高校でも、大学でもそうだった。同性が同性で固まるのが周りにとっても正解だから、1人になるか、3人でいるかのどちらかで、周りの男性に混じることもできなかった。それでも、そういう風に無理矢理3人でいるときの自分があまりにもダサすぎるなと思ったので、1人でいることに慣れたり、私を圧倒的に受け入れてくれる家族を大事にすることにした。

今も、そんな状況に若干なりつつある。同じ事業部に配属された女子が私を含め3人。あとはさきちゃん、さやかちゃん。

さきちゃんは厚木の研修でずっと一緒だったし、そこそこ気が合うし、さきちゃんになんか好かれてるなっていうのを自分でも感じる。そうでなければ箱根に2人で行ったりしないし、10月もディズニー行こうとか、冬はイタリアに行こうとか、色々と誘ってくれる。私が結婚して寮を出る前に遊んでおかないとって言ってくれた。なんでそんなに私のこと好きなの?笑っちゃうくらい不思議だ。

さやかちゃんのことは、全然わからない。私が苦手な典型的な女の子だ。何を考えているのか全然わからない。話しててもすごく表面的だし、本音が見えない。さやかちゃんの好きなものがよくわからない。

お昼も、すごく微妙な気持ちになることが多い。私はさきちゃんとの方が話せるから、お昼にはさきちゃんしか誘わない。でも、一回だけさやかちゃんに誘われて2人でお昼を食べたことがある。だからこれからは、お昼にさきちゃんを誘うときはさやかちゃんも誘った方がいいのかな、でもそうすると毎回毎回2人に声かけなきゃいけなくてすげーめんどくさい、、、もうこういう風にグルグル考え始めてる時点で相当めんどくさいぞ、、、

さやかちゃんは普通の女の子なので、話してても特に面白くはない。多分私の前ではすごく普通な感じだ。でもさきちゃんがいると、割と色んなことをぶっちゃけている。さきちゃんもぶっちゃける人だし、安心してはめを外せるのよね、さきちゃんの前では。多分それは私だけではなく、さやかちゃんも一緒なのではと思う。だからさやかちゃんは、飲み会にさきちゃんは誘っても、私のことは誘わない。私にとっても、全くつかみ所のないさやかちゃんに誘われてもなーとは思うけど、やっぱりちょっと寂しい。難しい!普通の大人しめな女の子ってどう話したらいいのか、、、

だからもう、さきちゃんにとってもさやかちゃんでいいじゃんか!!私だって、さやかちゃんの方が絶対好かれてて納得だし、てか実際そうだし、私のことを誘ってくれる珍しい変な人もたまにいるけど、正統派はあくまでもさやかちゃんなので、私なんか一回誘われたらもう誘われない。期待しちゃうじゃんか、一回誘われたらさー。もう2人で仲良くしてくれ、頼むよ。もう惨めな3人組の「じゃない方」みたいになりたくないんだよ!!

飲み会でもやもやしたさきちゃんが私の部屋に突然きて、さやかちゃんについての愚痴を言ってて、もうすっごい面倒くさい。寂しいけどめんどくさい。どっちかというとめんどくさいがちょっと勝つくらいめんどくさい。

要は何が言いたいかというと、人間関係ではいつも私が主体的でいられている方が幸せだってことだ。私が会いたくて会ったり、誘いたくて誘ったりしてる方が、気持ちの健康状態はよく保たれている。だから一対一が一番いいし、そんなに色んな人には会わない。ほんとに会いたくて大好きな人なんてちょびっとしかいない。この間はだいさんからラインが来てめちゃくちゃ嬉しかった。めっちゃ友達っぽいじゃん!!しかも勧めてくれたバンドがSunny car washとピーズって、、、私の趣味わかってるよなー、さすがだ。

ここのところ入力入力入力入力の毎日で、たまには出力どーーーん!!!ってしたいよー。でもこれまでもそんなに発散することってなかったから、どうやって出力していいかわかんないよ。こういうとき、曲作れたりバンドやってたりするといいのかな。でも、そうじゃない人がたくさんいるから、みんな自殺しちゃったり逃げちゃったりするんだろうな。

寂しいときはジッとしてるな限るね。下手に人には会わない方が良い。多分、忘れらんねえよとか挫・人間の男の子たちがわきゃわきゃしている楽しそうなPVを見ちゃったからかな。わたしにもそんな青春あったと思うぞ。てか今もそうだぞ。多分。誰も見てないんだろうけど。

弱者のために歌を歌うって、自分の幸せはどうなんの?

大変な台風

2018年までの数年間、夏の魔物というフェスは私にとって1年間の、いやその後数年後の大事な大事なターニングポイントだった。今年は住む場所も変わって、関わる人も少しずつ変わって、本当に直前までまじそれどころじゃない毎日その場所で酸素を吸って二酸化炭素を吐き出すことで精一杯だったから。それでも素晴らしいことに当日券という最大の味方が降臨してくれたおかげで、当日、今年で出演は最初で最後かもしれないとツイートしていた挫・人間とか、ヘッドライナーを務める筋肉少女帯とか、頭の中で彼らの占める割合がむくむくと大きくなるのを感じつつ、いやいや今日は彼氏と約束があるからと半ば無理矢理思い直し、自分の足を三軒茶屋駅へと向かわせていたのだが、徐々に耐えきれなくなり、ごめんなさいやっぱりお台場に行かせてくださいごめんなさいごめんなさいと謝罪。いいよ、楽しんできなよと言ってくれる彼氏。神か。ありがたかった。

夏の魔物って、本当にゴタゴタしたフェスだ。そして毎年ゴタゴタしたトラブルが起きる。今年も見事なカオス感。それは場所が青森でもお台場でも変わらなかった。でも、サブカルすら東京にしかないということを痛感する。多分青森でそれをやる意味って、やっぱりもしかしたらあったのかもしれない。東京にしかないはずのアイドル文化、パンク、プロレス、それがなんと北の小さい町に一年に一度に集結するって斬新だ。逆に言うと、東京でしか売れない人たち、それは東京の人口の多さもそうだし、多様な文化に対する理解度が田舎と全然ちがう、そんな人たちが、人口も少ない、大々的なメインカルチャーしか入ってこない、もしくは完全なる身内ウケに固執してばかりの青森県に、本当に来てくれるの!?!?って感じだった。トモフとか絶対知られてないでしょ!!大森靖子の歌を、しかもライブハウスで歌ってもまっっったく通じなくて、だから夜越山でやってもどうせお客さんのほとんどは県外の人だったと思う。青森県民なんてクソだもん。私は全然馴染めなかったので、そう感じることを許してほしい。

だから近年、夏の魔物が関東で開催されるようになって、やっと需要があるところに供給されるようになったなと。ざまーみろ青森。これでまた一つ大きな出し物が東京に吸われちまったぞ。なんとかするにはもっともっと面白いイベントをやらないとダメだぞ!!なあ!!!!

さきちゃんに、本当に青森嫌いだよねって言われる。嫌いではないけど、田舎ならではのひねくれ感、どうせどうせ言いながら、結局外に出られない人たちをたくさん見てきた。最初は夢があることばっかり言って、いざ一緒に活動してみると、口だけだったり、メンバーに対する愚痴ばかりだったり、グダグダ言って結局何にもならなかった。青森にいて、すごそうな人はいても、本当にすごい人には会えなかった。という記憶が強いので、就職してから出会った大人で、すごく偉そうだし高圧的な態度だとしても、会社にすごく貢献していたら仕事をきちんとやる人だったり、ちゃんとすごい人っているもんなんだなって思った。

予期せず、田舎に対して悪態を吐く回になってしまった… でも、夏の魔物は青森でやってても本当にいいイベントだった。東京に来てもそれは変わらなくて、すごく安心した。主催者の成田くんには、感謝しても仕切れない。受験勉強と部活に追われて救われない高校生活を音楽で支えてくれたTOMOVSKYを青森に連れて来てくれた。大森靖子を好きになったのも、魔物のおかげ。大森さん、成田くんと仲直りして、また魔物に出てほしいなー。あの広大な夜越山の原っぱをアコギ一本で制圧した、たった1人で、しかも女性で。音楽は魔法ではないって叫んで、アカペラで歌ったさようなら。今思い出しても泣きそうになるくらい、かっこよかったよなぁ。

私が好きなカルチャーを追いかけるだけなら、さっさと上京しちゃえば良かったのかもしれないけど、でも田舎にいたからこそ、こいつらには絶対に絶対にわからないすごくいい音楽を、この学校では私だけが知っているっていう謎のマウンティングを1人でやってたから、好きな気持ちはどんどん増していた。東京じゃないし、ネットもなかったから相当偏ってたけど、それでも周りの同級生より少し勝った気持ちでいた。音楽はちゃんと、私のそばにずっといてくれた。イヤホンをすればどこでも1人になれた。私だけの世界だった。だから別に、もっと早く東京来てればとは思わない。てか大学で上京しちゃってたら、魔物で大森さんを見ることもなかったし。

今テレビでは、関西での台風被害のニュースをやっている。冷静に考えて、なんで今自分が無事で、こんな文章を書いているのか謎だ。きっと私より優秀な人、やりたいことがあった人が、被害に遭っていて、そういうの、考えればキリがないけど、やっぱり胸が痛む。魔物、行っといて良かったわ。