スタバ

最近また、絶不調な毎日が続いている。こんな文を書いていることが隣に座っている人にバレたらどうしようと、不安になりながらも、京浜東北線南浦和行きの電車に乗りながらブログを書く。自分の気持ちを書くなんて、楽しかったー☆☆みたいな頭空っぽな文章も、鬱々クサクサした文章でも、どっちにしろ根底にはナルシズムが沈んでいるのだ。私のことなんてもう考えたくない!重過ぎて、ちょっとしたことでふわーっと生きていけない気持ちの渦に入っていく。死にたい絶望って、ずーーんっていう重みがくるんじゃなく、逆にふわふわと体が浮くような、そしてそのまま死ぬ方向へ考えが持っていかれる感じがする。なんの理屈もない。なんの理屈もなく、生きていくのが自分には到底無理なああもうできないという無力感に優しく包まれる。その感覚から逃れたくて、今日は母からの話にあった遠藤ミチロウに想いを馳せてみることにした。少しでも意識を私から遠ざけるためだ。生のミチロウを、私は見たことがない。けれど、夏の魔物で、ミチロウ抜きのミチロウバンド、羊歯明神の演奏を見たことがある。凄まじいエネルギーだった。力強い演奏、雄叫びのような激しい歌、そこには、生きている人間の漲るパワーがぎゅうううっと詰まっていて、気がついたら手を伸ばしていた。この演奏者たちを率いる遠藤ミチロウは、この中の誰よりも強くて大きな音楽を奏でるんだろうなと思った。そんな、遠藤ミチロウ膵臓癌が見つかったらしい。「遠藤生き霊」ではなく、本物の歌をぜひ聞きたいので、元気になってほしい、ミチロウ。きっとオーケンも心配してるんだろうな。全く世代じゃないのに高校の頃スターリンのコピバンからバンドを始めたリヲくんも悲しいだろうな。他人のことを想像するって、こういうことかな、おかあさん。

明日は会社の飲み会がある。私の頭の中では、行きたい、行きたくないがグルグルと頭の中でせめぎあっている。私を人数に含んだ数で予約確定をさっき済ませてもなお、本当にこれで良かったのかずっと考えている。私は今、というか相変わらず、若手と呼ばれる年代の人たちと馴染めないでいる。私以外の若手の人たちが連れ立ってコンビニに行ったり、休憩しに行っているのを見ると、激しい疎外感を感じる。こういうことを下手に他人にいうと、さきちゃんのように「機嫌が悪い」とか思われ兼ねないので、完全に持て余してしまう。またこうやって自分のことをぐじぐじ考えている!自分を自分の脳からひっぺがしたい。

大学の頃からずっと、なんとかしたかった。もっとかわいく笑って過ごせば良かった、もっと周りの人のこと好きになれば良かった、って、何回も思った。それでもなんか怖くて、居場所がなくて、研究室から逃げてトイレとか彼氏の部屋とかずっと逃げ続けていた。暗い、人生を明るく生きたい、とは思わないけど、楽に生きたい。