ひたすら大森さんかわいい

全部気のせいだといいな。生活や音楽に対する未練も。洗濯機が動く音を聴きながら、思考の網にこびりついた油とか埃も綺麗になったらいいのにと思う。シンプルな骨の部分だけが残って、それはそれはすっきりするだろう。

サブカル系の人は何者かになりたくて仕方がないこじれた人が多いって聞いたことあるけど、それは生きてれば皆そうなんだよねきっと。自分の本番用の土俵の上では勝てないから、勝てそうな他人の土俵に上がり込んで勝負したがるんだろう。アマチュアのバンドマンには別に憧れない。ローカルヒーローになりたいわけじゃない。でも女優さんとかプロのミュージシャンとか、最近は私と1つ2つくらいしか年が変わらない人が増えてきてて、なんか焦る。プロの演奏者になりたいって本気で思ったことあったなぁって、ぼーっとテレビの前に座ってる。私にはこれしかない、みたいなものはまだ見つかってない。それだけだ。自分が戦うべき土俵さえわかってない。需要と供給が繰り返される社会の中に組み込まれてすらいない、役割すら与えられていない学生の身分で、それを見つけようとするのは多分無理なんだ。今はまだ待つときだ。その間にだってやれることはあるぞ。