雨上がりの夜空に

寂しさを癒してもらうことを理由に人と会う約束をしても、相手がいくら親しい相手であってもろくな結果にならないことはこれまでの経験で何度も痛い目に遭っていてわかっているのにそうしてしまうのは本能なのだろうか。つらいときこそ人を頼れっていうのはなんて無責任な言葉なんだ。つらいときは自分が一番つらくて正解だし、それを相手にわかってもらう必要は無いと思うし、共有する必要もないと思うし、そういうの全部ナシって思っていてもやっぱり誰かに慰めてもらいたいし気分転換という名の時間の浪費に付き合ってほしい。大事な人ほど会うときの私は万全の状態にしていたいけど、無理だった!!私をその状態に持って行きたかったけど間に合わなかった!!不完全な私でごめん!!でも一緒にいてほしい!!っていうのを、喧嘩を経由してでもいいから心ごとわかって側にいてくれる家族はまじで聖人。苦手なことをわかってあげられなくて気づけなくてごめん。かわいくてもいいしかわいくなくてもいい。